(波多野結衣 / はたのゆい)
波多野 結衣(はたの ゆい、1988年7月12日 - )は、日本のAV女優。アニソン・ボカロユニットT♡Projectのメンバー。
岡山県出身。ティーパワーズ所属。身長:163cm、スリーサイズ:B88cm、W59cm、H95cm。趣味はゲーム。
19歳の時にスカウトされて20歳になった2008年6月に「ZERO 素人以上、女優未満 07」でプレステージ専属女優としてAVデビュー。
2009年10月に専属を離れ企画単体女優になる。
地元の友人にすぐにバレたこともあり、すぐに辞める予定だった。いつ辞めようかと考えていた日々であったが、作品を買ってくれた人たちへの恩返しとして最後の1年間は頑張ろうと思い、2012年にSNSやイベントを解禁。すると名前が知られるようになり、もうちょっと頑張ってみようと、逆にやめられなくなったという。
スカパー!アダルト放送大賞2013で、成瀬心美が休養を取ることに伴い、佳苗るかと藤北彩香と共にアイドルグループ『me-me*』(ミーム)に新たに加入することが発表され、ライブを行った。
2014年3月5日、スカパー!アダルト放送大賞2014において、女優賞と夕刊フジ賞をW受賞。当時人気絶頂だった上原亜衣もエントリーしており、受賞はあきらめていたため、名前を呼ばれた際には椅子から転げ落ちた。
2014年4月から、中華民国(台湾)のスマートフォン向けゲームアプリ「神鬼幻想」のイメージキャラクターを務める。DMMの2014年年間AV女優ランキングで1位となった。
2016年3月、アイドルグループ『me-me*』の活動終了も、2016年10月、T♡Projectのメンバーとして活動開始(他のメンバーは大槻ひびき、佳苗るか)。同年には2年ぶりにDMM年間AV女優ランキングで1位となった。
2018年3月1日、スカパー!アダルト放送大賞2018において、最多出演女優賞を受賞。2019年3月12日、スカパー!アダルト放送大賞2019において2年連続となる最多出演女優賞受賞。
2019年10月、ゲオTV×メンズサイゾー ADULT AWARD 2019・淫語スター部門にノミネート。二つ名は「インゴのハタノ」。同年12月、同部門グランプリ受賞(授賞式は翌年1月10日)。
2020年10月、ゲオTV2020年度上半期人気AV女優ランキングで1位を獲得。同じく同年10月にゲオTV人気AV女優週間ランキングで15週連続1位を達成。
2020年12月に発表された「FLASH 2020年現役最強セクシー女優BEST100」読者投票・第25位。FANZA発表2020年年間AV女優ランキング5位を獲得。
2021年1月、アダルトビデオ芸人リボルバー・ヘッドから「前人未到の3千本出演」の期待がかかるとして、2021年期待の女優であると紹介される。
2021年2月、ゲオTV「バレンタインチョコを貰いたいAV女優!アンケート」第8位を獲得。2021年4月に発表されたアサヒ芸能「2021現役AV女優SEXY総選挙」で第3位。
2021年7月8日、東京・青山RizMで開催されたライブイベント「LADY MADONNNA Vol.13」にて約3年ぶりに「T♡Project」として参加。2021年8月発表「読者300人が選んだFLASH 2021セクシー女優ランキング」読者投票15位。
2021年9月、トリプルHAPPYキャンペーン2021キャンペーンガール就任。
2022年2月、スカパー!の運営する動画サイト『SPOOX EX』の応援大使、EXガールズに就任。2022年5月に発表されたアサヒ芸能「2022現役AV女優SEXY総選挙」で第1位。同年9月2日、HHHグループによる「トリプルHAPPYキャンペーン2022」キャンペーンガール就任。
同年末に通算出演作3000本を突破(12月13日現在、総集編なども含み3039本)。この時点で視聴できる作品本数としては歴代AV女優史上最多である。
2023年2月1日、FANZA GAMESのオンラインゲーム『クリムゾン妖魔大戦/同X』に声優として参加していた神咲詩織が産休のため降板したのを受け、担当キャラの1人である真土那怜子役を引き継いだ。
2023年5月に発表されたアサヒ芸能「2023現役AV女優SEXY総選挙」第14位。
2024年2月12週FANZA通販フロアランキングにおいて、出演した『MOODYZファン感謝祭 バコバコバスツアー2024 AV男優発掘&育成スペシャル!! AV男優を目指す素人16名とAV女優16名の1泊2日大乱交ツアー!』が初登場1位となった。
2024年4月発売『アサヒ芸能』発表「2024現役AV女優セクシー総選挙」において総合12位となる。
台湾の俳優・モデルのリン・チーリンとの容貌の類似性から、台湾において“AV界のチーリン”の愛称がある。アジア圏での人気を踏まえ“世界のハタノ”の異名も持つ。
私服のセンスがないことが制作スタッフやイベントに参加するファンの間で話題となる。お気に入りのグレーのフード付ワンピースでイベント出演した際には「ネズミ男」と言われてしまった。
スカウトにて業界入り。当初は興味がなく断っていたこともあり、デビュー当初は仕事として「すごく嫌い」であったという。20歳でデビューし、翌年には人妻作品に出演。当時は抵抗も葛藤もあったが、2022年のインタビューでは「もともと老け顔だったから。今となってはいい経験」と述べている。ただし初の人妻役は凌辱作品であったこともあり、本当に嫌だったという。
2022年時点では女性相手のレズ作品も多い。波多野自身も好んでいるが、シチュエーション上、相手は初レズ作品というケースが多く、相手役の今後も決まるので、その点はプレッシャーがかかるという。
公式プロフィール上は京都出身としていたが、2019年頃よりテレビ番組などで実際は岡山出身と公言している。なおAVの面接で初めて上京。2度目の上京はデビュー作の撮影だった。
同業者である大槻ひびきとは、2011年に台湾で行われたイベントで共演して以来、公私共に10年以上の付き合いになる友人で、毎日連絡を取り合うほど仲が良い。お互いポジティブ思考でノリが合うため、プライベートで一緒にいることも多く、作品での共演も多い。
2015年8月26日、台湾の台北市や新北市、馬祖列島などで主に普及している交通系ICカード「悠遊カード」から、波多野を起用したカードの収益を全額寄付することを前提として9月に発売することが発表された。カードは「天使」と「悪魔」の2バージョンを用意していたのだが、「天使」に使われた写真が「波多野が出演したAVのカバーと瓜二つ」との指摘が相次いでおり、急遽回収が決まった。悠遊カード側は、日本側が提供した写真で使用は「問題ない」と強調する一方、新たにデザインされたものを販売すると明らかにした。また、AV女優である波多野を起用したこと自体が、一般社会から賛否両論の事態になっている。未成年も購入できるため「発売元の良識を疑う」と反対の声もあれば、「彼女の仕事に何の罪がある?」「服を着ていれば問題ない」と擁護する意見も聞かれている。ちなみに波多野自身はこの騒動について「私がAV女優であるため、善意あるイベントに協力し、貢献できないのでしょうか。大好きな台湾の皆様に、恩返しはできないのでしょうか」と複雑な心境を語った。悠遊カードは、8月27日午前にも会見を開き、予定していた9月1日の発売を見合わせると発表。販売ルートや年齢制限などの購入条件を再検討することも明らかにした。会見に同席した台湾総代理店、東桜創意行銷の代表者は写真の権利に関する認識の違いがあったことに対し謝罪した。
しかし、数日後の8月31日になって悠遊カードの方針が一転。新バージョンの販売や製作は行わず、批判が集まっていた元のバージョンのカードを電話予約限定で販売すると発表した。そして翌日の9月1日0時より「天使」「悪魔」の2枚組、1万5000セットの予約を始めたところ申し込みが殺到。波多野のファンが立ち上げたカード購入に関するFacebookのページには「全然つながらない」「100回かけてもダメだった」などの投稿が続々と寄せられた。その結果、4時間18分で完売した。同カードの価格は1セット500台湾元(約1900円)。
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