(いなもりみゆう)
稲森 美優(いなもり みゆう、1988年〈昭和63年〉11月7日 - )は、日本のAV女優、元グラビアアイドル。フォーティーフォーマネジメント所属であったが、現在はカプセルエージェンシー所属。一時期の芸名は稲森 美憂(読み同じ)。神奈川県平塚市出身。
2006年にAKB48チームKオーディションにて最終審査にまで残るも落選する。合格者は大島優子や梅田彩佳、秋元才加、宮澤佐江などがいる。
東京・原宿でスカウトされたのがきっかけで、2007年に芸能界デビュー。レースクイーン系のモデル事務所で葛藤はあったが、のちに写真の映り方、目上の人やファンとの接し方など勉強になったと答えている。2008年3月をもって、所属していたフェイスネットワークを退所。
その後、東京ガールズコレクション2009 セミファイナリスト。汐留グラビア甲子園2011 ファイナリスト。日テレジェニック2012候補生に選ばれ、「アイドルの穴〜日テレジェニックを探せ!〜」第8回放送まで健闘。準日テレジェニック、ベスト不思議ちゃん賞を受賞。このほか『ヤングマガジン黒BUTAガール』、『汐留グラビア甲子園』、『ミスTGC』などもファイナリストまで残るが栄冠を逃し、「あと一歩足りないアイドル」という自虐的なキャッチコピーで撮影会などでグラビアアイドルとしての活動を積極的に開始。
2012年4月28日、小花、北山亜莉沙、望月るな、麻生かなとともに演技も歌もできるライブアクトアイドル・アリスインアリスに参加。念願のアイドルグループへ初めての参加となった。1期生は1年限りとの契約であったため、2013年6月2日にアリスインアリスを卒業。
2015年5月13日、グラビアアイドルを中心としたアイドルグループGracoRexを結成。浜田翔子を誘うなどリーダー的な活動を行うも、9月30日に卒業。2015年10月にはGracoRex卒業メンバーを中心とした gra-DOLLの結成に参加。2019年3月20日 渋谷 clubasiaでのライブをもってgra-DOLLを卒業。その後はSTUDIO13に所属。競泳水着の似合うグラビアアイドルとして「#競泳水着が需要あると聞いて」のタグを使用し、SNSなどで話題を作った。同じく2019年にはミスジェニックのオーディションに参加。
2021年9月よりTwitterにてカウントダウンを始めており、10月11日に「1日後に話題になる稲森美優」として稲森美優としての最後の挨拶を行い、グラビアアイドルを卒業した。
2021年10月12日、AVメーカー「アイデアポケット」から専属デビューすること、併せて株式会社フォーティーフォーマネジメントに所属することを自身のTwitterで報告。また、芸名を「稲森美優」から「稲森美憂」に改名。
AVデビュー作は2021年10月11日週・FANZA通販フロア週間AVランキング1位を記録した。光文社『FLASH』発表の2021年セクシー女優ランキング第31位。月刊FANZA発表「このAV女優がすごい!2021年冬」新人編第1位。
集英社『週刊プレイボーイ』2022年5月2日号掲載インタビュー記事より芸名を「稲森美優」に戻す。2022年9月24日に神田明神ホールで行われたAsia Pacific Collectionではセックスワーカーを代表するひとりとしてランウェイを歩いた。
同年のAV出演被害防止・救済法施行後は改正、修正を求めるロビー活動を月島さくら、天使もえ、緒川はる、花宮レイらとともに当事者代表として行っている。2022年10月、月島さくらとともに女性の多様な生き方を支援するグループ「siente」を発足。
2023年7月7日、浜田翔子芸歴20周年として活動を休止していたgra-DOLLを浜田翔子、成田梨紗、はまだこう、稲森美優の4人で9月3日に再結成することを発表。稲森は卒業していたため、約4年ぶりの合流となる。
2023年8月3日、品川・GOTANDA G6で行われた「LADY MADONNA ANNEX」に桜もことのコンビで出演。