(もがみいちか(さとうはな))
最上 一花(もがみ いちか、1996年12月10日 -)は、日本のAV女優。著述家。後述のように佐藤花名義でも活動を行う。
2021年1月1日、「佐藤 花(さとう はな)」としてMAX-AからAVデビュー。同年2月1日、「最上 一花」に改名し、同社から専属デビュー。AVの発売に先立ち、2020年12月にREbeccaからイメージビデオを発売。事務所はディアスグループ所属となる。
2020年11月、本人のSNSからアダルトDVDショップの店員として働きながら、AV女優の活動を行うことが報告され、MAX-Aのホームページに「佐藤花特設サイト」が公開。その後、本人のSNSでAV女優は「最上一花」として活動することが報告。このため店員という立ち位置を強調したコラムなどは佐藤花名義を継続使用している。2021年8月中にラムタラメディアワールドでの勤務を終了。女優業一本となる。
2022年3月、MAX-A専属卒業を発表。同年5月31日、初のトークライブ『あと3年くらいエロいことやったら、『搾取されない生き方』『好きな人がB専だった』『家でカラパイア見てるほうがマシ』『脱いでもフォロワーは増えない』というタイトルで本出したい』を新宿ロフトプラスワンで開催。また7月29日には、東京・中野区のBAR・ノアルカにて「1日店長就任イベント」を開催。私物の赤い浴衣を着てカウンターに入り接客を行った。
12月28日、より幅広い活動をするため、年内いっぱいでのディアスグループ退所を報告。
2022年1月26日にトークライブ『プロダクションを円満退所してフリーランスのAV女優になった最上一花が二村ヒトシに人生相談する、というていで会場の皆さんにも相談に乗ってもらう会~脱ぐことを仕事にした女の幸せと苦悩、そして承認欲求のゆくえ~』を新宿ロフトプラスワンで開催。同イベントでは「フリーになって大失敗をしたら、それを良くも悪くも見本にしてくれればいい。捨て身で生きている」、「最上一花は死ぬまで最上一花をやろうと思っています」と表明した。
2023年7月8日には新宿ロフトプラスワンでトークショー『陰キャポジティブAV女優〜意識高い系代表夏目響VS意識低い系代表最上一花、私たちも苦労してます』を開催。
2024年2月には「AV産業の適正化を考える会」のデモに参加。「AVがなくなると、出ていない人の仕事もなくなってしまう。一般の職業に就職したが適応できなくて、受け入れてくれたのがAV業界。恩返しをしたい」と参加動機を回答した。同年5月には母の日に投降した内容が話題となる。
福岡県出身。趣味はAV鑑賞、特技は書道。部活動は、中学校で吹奏楽部、高校でチアガール。
性に関心を持ち始めたのは小学校5年生頃から、中学校の頃から自慰として自覚してレディコミの描写を見ながら。16歳の頃よりAVを観ており、初体験は17歳。
大学卒業後に一般企業就職。「賢そうなフリをするのが誰よりも得意だが、変に真面目な性格」が災いし、半年間でアルコール依存性とうつ病を併発。母親から責められつつも約1年で退職した。
地元のセルビデオ店で2年程度働き、2020年9月よりラムタラ店舗で働いていた。デビューのきっかけは、現店舗のイベントでAV女優と会う機会も多くなり、憧れをいだくようになったから。
しかしキラキラした容姿や表現はトップ女優にかなわないと感じており、好きなアーティストから感じた自分にしかできないことを突き詰めた「哀しいことも、やるせないことも、しんどいと思うことも全部昇華させた」女優を理想像としている。2022年には自身の存在を「天国みたいな遠いところから見守るんじゃなくて、この世という地獄に一番近い場所でずっとあなたの傍にいたい」と述べている。