(なつかわうみ)
夏川 うみ(なつかわ うみ、1995年3月8日 - )は、日本の元AV女優、元お笑い芸人。元地下アイドル。
17歳の時に沖縄の地下アイドルを1年経験し、人間関係のずれから脱退。「女性 高収入」でネット検索したところ、アダルトビデオの情報が出てきたという理由で2013年にデビュー。芸名すら固定せず、なおかつ名前もほとんどクレジットされない素人もの作品を中心にアルバイトの感覚でゆるっと活動してきたが、2019年8月25日発売された『ボーイッシュで男友達みたいな彼女は隠れ巨乳でした! 飲み会とかで盛り上げてくれる面白い女子を半泣きアクメに追い込んだ!』(ブロッコリー/妄想族)が2019年もっとも売れた年間ビデオランキング1位作品となり一躍注目を浴びる。作品サンプル動画は2020年3月時点で77万再生を達成した。当該作品はノンクレジットであったが、当時メインで使用していた芸名は佐藤りこ。以降オファーが相次ぎ、週4でハンバーガー店勤務していた生活をリセットし、AV女優専業の生活を送る。月15本ペースで撮影をしていたが体を壊しそうになったため、2020年に入りややセーブしている。
2020年2月、週刊プレイボーイ・AVライター選定「2020エロデミー賞」主演女優賞を受賞。
ブレイク前の2018年中にはお笑い養成所(NSC東京24期)に通い、ピン芸人「なるちゃむすん」として舞台デビューしている。NSC時代同窓生だった芸人には金魚番長、そのこ、小虎ら(大阪校ではキャツミ、ナカオキアン・シコースケーなどが同期にあたる)がいる。元芸人でもあるAVライター・東風克智からは「同期の中では、りこちゃんがブッチギリで売れてます」と評された。ライターの尾谷幸憲は「伊集院光が深夜ラジオで作品を紹介するなど、芸人達が話題にした影響も大きい」と論じている。
2021年3月29日、自身のTwitterにてマインズ退所を発表。同年4月14日、オールプロへの事務所移籍を発表し、芸名を「夏川うみ」に改名する。
2022年2月23日発売の『一泊二日で一本の漫才を完成させ、お笑いの舞台でネタを披露するSEX合宿』(Materiall)で元芸人のAV男優・出てこい中平君2号と漫才コンビ「女優と男優」を結成。2022年3月よりMadonna専属女優となる。
2023年3月22日、Twitterにて2023年4月28日をもってのAV女優業の完全引退を告知。
プライベートでの経験人数は2020年現在12人。初めての経験は中学2年生。別のインタビューでは中学3年生の15歳時。相手は3年間同じクラスだった彼氏で、野球部のエースでキャプテン。
AVデビュー後も気持ち良さを知ることができず、気持ち良さを知ったのは20歳くらいになってから。キャディーをしていた時に付き合った5歳上のゴルファーの卵に教えられたという。一番気持ち良かった体験は「初めてのウーマナイザー」。
俳優の渋江譲二は「サイズ以上にボリューミーなFカップは、柔らかいのに張りがあって、美麗なフォルム」と体型を解説。AVライターの芝田カズは「表情豊かで、いい意味でAV女優っぽいオーラを感じさせないところが魅力」と批評した。
AVで演技を求められる際にはコントだと思って演じており、本番が始まる直前に「ショートコント、姪っ子」などとつぶやいているという。
ダンスを踊って、一言で落とす引っ張り芸。憧れの芸人はゆってぃで、ネタや衣装もリスペクトした上で制作している。
改名後のアタック(挨拶言葉)は「サマー!リバー!オーシャン!夏川うみです」。