(金松季歩 / かねまつきほ)
金松 季歩(かねまつ きほ、1989年〈平成元年〉12月22日 - )は、日本のAV女優、元グラビアアイドル。女性アイドルグループ・AKB48の元研究生。愛知県豊橋市出身。旧芸名は、金子さとみ、金子智美。所属していた事務所PIGROOMを2020年7月31日付にて退所。2020年9月1日よりリップ所属となり、2023年6月24日に退所。現在、Bstar(ビースター)に所属している。
2007年、第一回研究生(4期生)オーディションにて第一回研究生(4期生)として合格。(最終審査2007年5月27日 合格者18名)
2007年11月15日以前に、AKB48としての活動を辞退。
2010年4月23日レンタル開始のVシネマ『マン・ハンティング』で初主演初ヌード(金子さとみ名義)。
2014年にグラビアアイドルに転向。
2017年7月18日、ミスアクショングランプリ2017を獲得。2018年2月24日、テレビ東京「ゴッドタン」で開催された第1回腐りグラドルグランプリでグランプリを獲得。
2018年7月、DVDリリース作品の表記されているタイトル数は11作とあるが「マジすか金子!!(2016年1月29日、S-DIGITAL)」が諸事情により廃盤になったため2018年6月21日 イーネット・フロンティアよりリリースされたDVDが記念すべき10作目「愛獣(2018年6月21日、イーネット・フロンティア)」となる。
2020年7月31日、PIGROOMを退社したことを発表。
2020年9月1日、株式会社リップに所属することを発表。
2023年6月24日、自身のTwitterにて同月末を以ってリップを退所し芸能界を引退することを報告した。25日に引退式を行った。
2024年2月27日、自身のX(旧Twitter)で金子智美から金松季歩(かねまつ きほ)へと改名する事を報告。同日発売の光文社『FLASH』でのグラビア&インタビューで復帰した。
同年3月5日、同4月2日にAVメーカー「MUTEKI」からAVデビューすることを発表。デビュー作『18Gold』はイメージビデオの延長戦という演出のもと、あえてインタビューなどを入れていない。
2024年6月11日、自身のSNSにてAVメーカー「エスワン」の専属女優となり、同年7月9日にエスワンデビュー作が発売されることを報告した。また、同日に自身のYouTubeチャンネル「KIHO Channel」を開設し、初投稿の動画にて前述のS1専属女優になったこと、Bstar(ビースター)に所属していること、金松季歩として初のヌード写真集を同年7月18日に発売することを報告した。同年11月4日週FANZA通販フロアランキングでは、出演した『S1 PRECIOUS GIRLS 2024 オールスター24名大集合ハーレムアイランドSpecial』が初登場1位にランクイン。11月11日週では同作が1位。DVD版も3位ランクイン。FANZA通販フロア2024年11月度月間女優ランキングでは2位を記録。
アドリブは苦手。
初体験は19歳の時で、相手はバイト先で出会った人である。
マスコミでは元AKBと呼称されることも多いが、当人は「私はその肩書を使うにふさわしい人間ではないと自覚しているので早々に使うのをやめています」とこだわりをもって使用していない。
イメージビデオでの露出面に限界を迎え、演出面で楽しませるため、どういうシチュエーションや設定が人気があるのかを確認するためアダルトビデオを教材として観ていた。
グラビアアイドル活動引退に際しては「みんなから貰った思いが自信となり誇りになり新たな人生ではどんなことがあっても頑張れる気がしています」と回答しており、引退理由については「『リタイア』この言葉がしっくりきます」と答えている。
また別のインタビューでは、『18禁グラドル』というイメージが浸透しすぎて、一般的なグラビアアイドルに来るような仕事のオファーが全く来なくなり仕事量が激減。仕事の幅も狭まっていったことで限界を感じ、クラドル活動に区切りを付けるため引退を決めたと明かした。
21歳の時、AKB前から世話になった人物にAV事務所に連れて行かれ、寸前のところで留まった過去があり、その人物とは「エロさが足りない」「教えてやる」と指導され、肉体的関係も持つようになっていた。後年振り返り、騙されていた、ちょっと洗脳されていたと振り返った。
2024年に入りAV女優として表舞台に復帰。「34歳という年齢もあり出演前は悩んだ」が、「グラビアで8年間頑張ってきた自分を信じて臨みました」と述べており、「自分の天職を見つけてしまった」と転向に際しての感想を表している。
AVデビューの経緯は、グラドル引退後に社会人をしながら、知人の協力を得て趣味として下着や水着のグラビア撮影を続けていたが、その中でこちらの道の方がやはり自分に合っていると再認識。しかしグラビアアイドル引退を大々的に発表した手前、グラドルとして今さら復帰は無いと考え、グラドル時代にオファーされていたMUTEKIへ自ら連絡を取り、関係者に自身の年齢のこと、自分に自信が無いことなどを正直に話したところ、「普通の34歳だったら声をかけてませんが、しっかり経歴のある34歳なので、年齢は全くマイナスにならない」と自身を肯定する言葉を貰えたことでAV女優として表舞台に復帰することを決めた。またこの時、関係者からは「沢山悩んで考えて決めてください」と言われていたが、対面した帰り道に既にAV出演を決めていたと明かしている。
AV女優以降の芸名は自身で決めたもので、前名を残したかったので「金」の文字をそれぞれ姓に残し、金銀銅と松竹梅とどちらも1番にくる漢字をつなげて「金松」の姓にした。季歩は2文字の名前に憧れがあったことと姓名判断による。
父は鉄工所で働き、母は専業主婦だった。姉、兄がいる。兄はダンサーである。