(すずきなな)
鈴木 奈々(すずき なな、1988年〈昭和63年〉7月9日 - )は、日本の女性ファッションモデル、タレント。TWIN PLANET ENTERTAINMENT所属。茨城県龍ケ崎市出身。
勉強が苦手であったことから、当時その地域で最も偏差値の低い高校に進学。同高校においても10教科中9教科で1を取るという成績不振から退学となった。その後、通信制高校に再入学し卒業している。
高校生時代には学校のクラブ活動にギャル同好会を作って活動。『Popteen』モデルの益若つばさの追っかけをし、益若が出演するイベントやファッションショーに足繁く通っていた。高校3年生の時に参加した益若の握手会で、同誌スタッフにスカウトされ業界入り。
2007年1月号で『Popteen』に初登場。『Popteen』では単独企画を任されるなど看板モデルとして活躍し、益若、小森純に次ぐ元気キャラクターとして誌面を盛り上げた。
2010年には中国・上海にて開催された「上海国際博覧会2010」で、『Popteen』モデルの舟山久美子、出岡美咲らとともに、日本のギャル代表としてショーなどを通してギャル文化の広報活動を行った。また、Lie、杉山佳那恵、西川瑞希と共に性教育について考えるプロジェクト「厚生労働省後援 愛です!エデュケーション・キャンペーン」に参加した。
2011年3月の東日本大震災発災時には、小森純と益若つばさが立ち上げた復興支援のための募金プロジェクト「We are the one」による「We are the one 街頭募金キャンペーン」に参加した。
2011年12月号をもって『Popteen』を卒業。同年12月、『EDGE STYLE』に元『PopSister』モデルの中北成美と共に移籍。
2011年2月に『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系列)のお友達企画で小森の友人としてテレビに初出演。この回の「踊るヒット賞」を獲得し、小森の所属事務所TWIN PLANET ENTERTAINMENTからスカウトされて同事務所に所属する事になり、バラエティー活動を始める。
以降、「底抜けに明るいおバカキャラ」としてバラエティー番組で活躍し、モデルにして体を張って過激な企画に挑むことも辞さないことから、2010年代前半には「バラエティの女王」と呼ばれていた。
2014年1月に一般人男性と入籍。
2017年1月放送の『スカウちょ!』(テレビ朝日系)で、女子プロレス団体スターダムからプロレスラーとしてのデビューを交渉されたことをきっかけに、2016年12月に後楽園ホールで行われた試合に出場し、プロレスラーとしてデビューした。試合では宝城カイリと対戦し、終始圧倒されて敗戦した。
2021年7月下旬から体調を崩したことにより、8月4日から一定期間休養することを所属事務所が発表。のちに同時期に離婚していたことを発表した。同年10月17日に休養から復帰した。
既婚の兄がいる。兄嫁(義姉)の鈴木沙織は2011年6月にモデルデビューしている。
創価学会芸術部員である。
2012年8月28日放送の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日)でのスポーツテスト企画では、50m走で7秒46の記録を出し、元陸上部のmisonoらに大差をつけ、参加者中1位となった。2013年にはホノルルマラソンに出場し、42.195kmを6時間46分で完走した。
2009年から一般人男性と交際し、2011年12月18日放送の『サンデージャポン』(TBS)の「情報ライブみな美屋」コーナーに、小森純の夫である今井諒とともに登場。2013年7月9日に一般男性との婚約を発表し、2014年1月2日に婚姻届を提出した。
2023年4月18日放送の『踊る!さんま御殿!!』にて、2021年7月に離婚していたことを公表した。離婚から2年経ってから公表した理由に関しては、一般人である元夫の立場を考慮して公表するタイミングをいろいろと考えていたため、と同番組内で話した。
デビュー後も茨城県内に在住し、常磐線で東京に通っていたが、離婚後は東京に在住。
2019年4月27日、楽天生命パーク宮城で行われたパシフィック・リーグ公式戦、東北楽天ゴールデンイーグルス対千葉ロッテマリーンズの始球式に登板。マウンド上で「待って、待って!」などと叫んでなかなか投球動作に入らない、モーションを途中でやめるなどの行為があり、マウンドに登場する際に2分遅れたことも重なり、試合開始時間を合計4分ほど遅らせ、スタンドからは罵声が飛び交った。
後日イメージガールとして起用し、始球式登板を依頼した太子食品工業が謝罪メッセージを出すこととなった。その後5月4日および11日に出演した『田村淳の訊きたい放題!』(TOKYO MX)で「初めて始球式に出させていただいて、本当に皆さんに迷惑かけてしまって。本当に申し訳ない気持ちです」などと謝罪した。