(翔田千里 / しょうだちさと)
翔田 千里(しょうだ ちさと、1968年4月11日 - )は、日本のAV女優。リズムプロモーション所属。
同年代の友人がAVにスカウトされて出演した際の話を聞いたことがきっかけで興味を持ち、2005年35歳の時にAVデビュー(作品内では37歳表記)。それまでロマンポルノは観たことがあるが、AVは観たことが無く、全く知らなかったという。
2006年10月に開催された第1回熟女クイーンコンテストでグランプリを受賞。
2007年3月15日に日本アダルト放送大賞 2007年度熟女女優大賞を受賞。
2008年1月8日の公式ブログで、2007年の年末をもってAV女優の活動を一時休止していたことを発表したが、2008年5月13日のブログでAVへの復帰を宣言した。
2009年3月25日、スカイパーフェクTV!の「スカパー!アダルト放送大賞」の最多出演女優賞を受賞。
2010年4月7日の公式ブログで、3月末をもってAV活動を卒業したこと、今後は写真モデルやサイン会・撮影会などAV以外の活動を行っていくことを発表した。また、元AV女優・友田真希とAV女優・倖田李梨との3人グループ「Female-ing」を結成。AV女優として経験したことを元にしたイベントの企画・プロデュースなどの活動を開始。公式ページも開設してイベントの告知や活動報告などをしていたが、短期間のうちに公式ページは閉鎖され、活動自体も休止状態になっていた。のちにこの時期、子宮腺筋症を患っていたことを明かしている。
2011年8月、AV女優としての活動を再開。
2022年7月に開始された、AV出演被害防止・救済法改正を呼び掛ける署名運動「女優・男優・スタッフが働きやすい『AV新法』にしてください」共同発起人。実務者へのヒアリングがないまま、立法されてしまった同法律に対して「職業差別、セクシャルな表現に対する差別、さらには労働者としての権利までもが剥奪されたと感じています」との見解を述べている。
2024年6月の文春オンラインのインタビューにて、デビュー20周年となる2025年夏をめどにAV女優としての現役引退の意向を明かす。引退後も表に立つ仕事は継続し、AV業界ともかかわる予定。
デビュー前は18歳から人材派遣会社のマネージャー職を務めていた。デビューは子供ために自由が利く職業に転職しようとしていたタイミングだった。
AV監督の溜池ゴローによれば、知性やスタイルの良さから「イイ女」「高嶺の花」という存在感を持ち、AV史に残る存在と高く評価されている。
27歳で結婚して30歳になる2000年に離婚。シングルマザーとして一児を育て、2021年現在23歳の子供がいる。