(あおやまけいこ)
青山 恵子(あおやま けいこ)は日本の声楽家、メゾ・ソプラノ歌手。
島根県出雲市出身。声楽を森山俊雄、須賀靖和、畑中更予から、邦楽を西垣勇三、平井澄子、民謡を本條秀太郎、早坂光枝から指導を受ける。東京藝術大学声楽科卒業。1987年、声楽では日本初の博士号を、テーマ「日本歌曲の歌唱法の実践的研究 - 伝統音楽との接点 -」で取得。東京藝術大学大学院博士課程修了。博士号取得記念リサイタル「安達ケ原の鬼女」(サントリーホール)を開催。
博士号取得後も洋楽と伝統音楽の歌唱法の融合を研究し、リサイタルや講演会等で成果を発表している。日本歌曲はもとより邦楽器伴奏の作品や語り物、モノオペラなど様々なジャンルに取り組む。東京室内歌劇場会員。奏楽堂「日本歌曲コンクール」審査委員も務める。