(ながさわじゅん)
長沢 純(ながさわ じゅん、1941年6月17日 - )は、日本の実業家、元スリーファンキーズのリーダー、テレビ番組の司会者、俳優、タレント。東京府(現東京都)出身。本名は、長澤 毅(ながさわ つよし)。
法政大学第二高等学校を卒業。法政大学法学部在学中に、アイドルコーラスグループ「スリーファンキーズ」を結成。長沢がリーダーとなり、高倉一志(現・藤健次)、高橋元太郎との三人組で、1962年1月に東芝レコードよりアルバム『スリー・ファンキーズ・ヒット・パレード』でレコードデビュー。同年5月に1stシングル『でさのよツイスト』発売。若い女性を中心に人気を集め、男性アイドルグループの元祖的存在となったが、1966年2月に解散。ソロ歌手兼俳優に転向する。
1969年12月、株式会社「長沢企画」(主に企業の販売促進やイベントの企画・運営)を設立。社長業を務めつつ、多くのテレビ番組の司会者として一世を風靡した。
1971年、女優の川口晶(現陶芸家の国重晶)と結婚し、1男を儲けるが、1974年に離婚。
1977年7月に行われた第11回参議院議員通常選挙では無所属で全国区から立候補し、約13万票を得たが落選している。
その後は長沢企画グループの統括、上場企業数社の役員・顧問を兼務し、実業家として様々な社会活動を行っている。1980年代以降は芸能界の表舞台から距離を置いているが、講演やイベントのゲスト出演や、2010年に購入したシニア向け分譲マンションの宣伝担当を請け負うなど、完全に引退したわけではない。
2007年4月、諸星和己主演のドラマ『うさぎがもちつき』(BS-i、インターネットと同時放送)へ出演。35年ぶりの連続テレビドラマ出演となり、詰襟の学生服姿でコミカルな演技を披露した。
2013年7月23日、神戸市灘区で行われた、山口組3代目組長田岡一雄の三十三回忌法要では司会を務めている。
スリーファンキーズとしての出演作は、スリーファンキーズ#主な出演作品を参照。
歌手としてはスリーファンキーズとしての活動が主だが、同グループ解散後もソロ歌手としてステージに立っている。