(くろさきめぐみ)
黒崎 めぐみ(くろさき めぐみ、1968年4月18日 - )は、NHKの理事で、アナウンサー。管理職。
黒崎幸吉(聖書学者)の孫として、中華民国(台湾)の台北市で出生した。台北市は住友商事に勤務していた実父の当時の赴任先で、2歳半まで現地で過ごした。日本では神奈川県横浜市で生活していたが、5歳から8歳までの間にも、実父の海外赴任にともなってルーマニア社会主義共和国の首都・ブカレストで暮らしていた。
桜蔭高等学校を経て、東京大学文学部英語英文学科を卒業した。
1991年、アナウンサーとしてNHKに入職した。以後は名古屋放送局を皮切りに東京アナウンス室、大阪放送局などで勤務した。東京アナウンス室では『生活ほっとモーニング』のキャスター、『第57回NHK紅白歌合戦』(2006年)の総合司会、『びっくり法律旅行社』『所さん!大変ですよ』の司会などを務めた。
2016年7月の人事異動で、アナウンサー職を離れて管理職となり、編成局計画管理部専任部長に着任し4年間務めた。2020年8月3日付でNHK宇都宮放送局の局長に着任し3年間務めた後に2023年7月の異動でアナウンサー職に復帰した。2024年3月5日付の人事でメディア総局(東京本局)アナウンス室長に着任した。
2024年4月25日付で理事就任。アナウンサー出身の役員就任は、2005年から2008年まで副会長を務めた永井多恵子以来で19年ぶりのこととなる。理事としての担当領域はプロフェッショナル人材育成・D&I推進で、広報統括や人事・労務統括補佐を担っている。
歌舞伎役者の十八世中村勘三郎のファンであり、十八代目勘三郎襲名披露公演(2012年9月、大阪・松竹座、同年12月、南座)に際して、襲名披露絵馬を贈っている。