(なつかわゆい)
夏川 結衣(なつかわ ゆい、1968年6月1日 - )は、日本の女優、元モデル。本名、宮川 美紀。芸能事務所taft所属。taftは、蒼井優が代表取締役務める芸能事務所。
熊本県八代市出身。八代白百合学園高等学校卒業。2024年8月時点での所属事務所は不明であったが、同年9月に『スポーツ報知』が所属事務所はtaftであることを報じた。
1991年度ユニチカスイムウェアキャンペーンモデル。
高校卒業後、福岡でモデル活動をしていたが、スカウトされ22歳で東京に進出する。雑誌『non-no』のモデルやユニチカスイムウェアキャンペーンモデルなどを経て、1992年にドラマ『愛という名のもとに』で女優としてデビュー、『空がこんなに青いわけがない』(1993年公開)で映画デビューし、『夜がまた来る』(1994年公開)で映画初主演を務める。『人間ドキュメント 夏目雅子物語』で夏目雅子役に抜擢されるなど第2の夏目雅子と言われるほどの美貌で人気を博した。
女優という職業について、雑誌のインタビューで「20代から30代前半は悩んでばかりだった。気持ちに余裕ができて楽になり始めたのは35歳のころ」と語っている。
主な親しい著名人は、阿部寛、堤真一、橋爪功、山本未來、鈴木砂羽、永作博美、映画監督の是枝裕和など。2010年のドラマ『新参者』のゲスト出演は「寿司をおごるから出てくれ」と主演の阿部寛から直接オファーされた。
夏川は自身のことを「不器用で小心者で欲張り」と評し(是枝裕和曰く「不器用で染まらない人」とも)、人前に出ることをあまり好まないが、近年は所属事務所の移籍などを機にトーク番組などにも出演するようになった。その際、共演者に私生活の様子を公開され、一人で回転寿司や牛丼屋などへ行けることや、姉御肌で明るい性格であることを明らかにされた。橋爪功やTBSアナウンサーの安住紳一郎からは「熱い人」と評されている。特に橋爪は映画『東京家族』の撮影の際、夏川から監督の映画にかける想いを熱弁され叱られた、と語っている。
横綱級の酒豪であると言われている。上京前にしゃぶしゃぶ店でアルバイト中、客に勧められるまま酒を飲んでしまい、解雇されてしまったという逸話がある。
趣味は読書、数独。愛読書はさいとう・たかをの『鬼平犯科帳』。
お風呂が大好きである。重度の野菜好きでもあり、白菜を千切りにしたものをサクラエビと炒めたものが得意料理。
左利き。