(みずいまき)
水井 真希(みずい まき、1990年8月10日 - 2023年7月23日)は、日本のグラビアアイドル、女優、映画監督、脚本家。
十代で映画監督・園子温の作品に触発されて、映画撮影の現場を度々見学し、園に師事。その後、映画監督・特殊メイクアップアーティストの西村喜廣に師事して映像制作を学ぶ。映画『奇妙なサーカス』や『片腕マシンガール』で現場スタッフを務めつつ、幽霊役で映画に初出演したのを機に女優として活動を開始。映像やグラビアの作品を中心に活動を展開していた。
十代で見知らぬ男に拉致された連続少女拉致事件の被害体験を基に、企画、脚本を手掛け、監督した映画『ら』を制作、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2014 オフシアターコンペティションで入選した。ボストンアンダーグランドフィルムフェスティバルなど、国内外10の映画祭で上映された。2015年3月7日に公開。
『ら』の監督として、性暴力に関するシンポジウムに参加したり、性犯罪の厳罰化を求める有志一同の記者会見に登壇し、性被害体験等について語ることもあった。
2023年7月23日に32歳で急逝したことが、同28日に姉によって明らかにされた