(ゆうきまいこ)
夕樹 舞子(ゆうき まいこ、1977年1月30日 - )は、日本のAV女優、女優、ストリッパー。新潟県出身。1990年代を代表するAVクィーンの1人。 現在のキャッチコピーは「アジアの女神」。
AV女優になったきっかけは、付き合った男性の家に泊まった際に、相手の男性の兄にレイプされたため男性恐怖症となってしまい、それを克服するためだった。17歳の頃には既にAV女優になることを考え、AV事務所との顔合わせのための食事会にも行っていた。AV撮影は「周りに人がたくさんいるから怖くない」と考えていたという。
1995年4月、『処女宮 卒業〜グラデュエーション〜』(ティファニー)でAVデビュー。ロリフェイスにナイスバディーのナマイキ系アイドル路線で一躍人気を博す。しかし、男性恐怖症はなかなか克服できず、翌年には『さよなら夕樹舞子 「しようよ…逢えなくなるから」』で休業に入る。
休養中には香港で海賊版AVが流出したことがきっかけで台湾・香港などアジアでも人気に火がつき、当時その人気ぶりは映画女優並と伝えられた。休業中は単発でテレビドラマにも出演していた。特にNHKドラマへの出演は夕樹にとっては長年の夢であり、NHK『青い花火』のオーディションに合格した時は「本当に嬉しかった」と述べている。
1998年、『復活の女神』(ヴィーナス)で復活。Vシネマにも多数出演したが、男性恐怖症は克服できなかったため、2000年に引退。
1999年5月21日、浅草ロック座でストリップにデビュー。これはマルチタレント活動の一環として始めたもので、「日本の文化として広めたい気持ちもあった」と述べている。
2007年、マカオにある高級ホテル内劇場の、メインダンサーに抜擢。香港のテレビ番組でリポーターを務めるなど、「買い物中も、男女問わずよくサインを求められましたね」と中華圏での人気は日本以上だったと述べている
2010年にAV女優として復活。復活の理由については「伝説の女優と言われているので、そろそろAVにも出なくては、と思った」と述べている。
趣味は、料理とゴルフ、好きな食べ物は、フルーツ、ビタミンC系、魚シャケ、アジ。
2021年10月発売、寺井広樹著『伝説のAV女優』(彩図社)のインタビューでデビュー当時12本出演で3億円の契約が結ばれた旨が記述されている