(はしもときょうこ)
橋本 杏子(はしもと きょうこ、1964年2月15日 - )は、日本の女優。80年代後半から90年代初頭にかけてピンク映画の女王として君臨した。
アダルトビデオが急速に市場を拡大し、ポルノ映画が斜陽になり始めた時期でもある1984年にデビューして以来、少女っぽさの残るキャラクターと確かな演技力で最後のピンク女優と呼ばれ、多大な注目を集めた。デビュー当初は森村美雪という名前も並行して使っていた。
1991年、多くの主演作を手がけた笠井雅裕監督と結婚し、1996年に一度引退したが2002年に復帰、その後離婚している。
雑誌、『GORO』(小学館)で伊藤清美と共に『CHOME CHOME宅配便』というコーナーを持っていた。
第8回ZOOM-UP映画祭主演女優賞、第9回ZOOM-UP映画祭助演女優賞、第4回にっかつロマン大賞、1988年度第1回ピンク大賞助演女優賞、1991年度第4回ピンク大賞女優賞受賞。
1児の母で、生後3カ月の娘は赤ちゃん役で『欲情牝 乱れしぶき』(2002年、大蔵映画)に出演している。