(こばやしみどり)
小林 みどり(こばやし みどり、1951年1月 - )は、日本の数学者(組合せ論・グラフ理論)。学位は、博士(理学)(慶應義塾大学・1991年)。長崎大学経済学部助教授、静岡県立大学経営情報学部教授、静岡県立大学経営情報学部学部長、静岡県立大学附属図書館館長などを歴任。
1951年生まれ。
お茶の水女子大学にて理学部数学科で数学を学んだ。同大学大学院の理学研究科にて修士課程を修了し、東京都立大学 (1949-2011)大学院の理学研究科にて博士課程に進んだ。1991年、慶應義塾大学より博士(理学)。
長崎大学に採用され、経済学部にて講師、助教授を務めた。さらに、静岡県立大学に転じ、経営情報学部にて助教授、教授を務め、学部長にも就任した。2016年3月31日、静岡県立大学の経営情報学部と大学院経営情報イノベーション研究科の教授を退任した。
専門は数学であり、グラフ理論など組合せ数学を中心とした研究を行っている。長崎大学経済学部や静岡県立大学経営情報学部では、これらの数学の諸分野の経済学や経営学への応用に取り組んだ。また、数学の専門書や論文も幾つか著している。